広報11月号
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4月に札幌報恩学園から異動で2年ぶりにグリーンホーム厚別に戻ってきて半年が過ぎました。利用者の皆様が『ひさしぶり~』『戻ってきたのー?!』と変わらぬ笑顔で元気に迎え入れてくれ嬉しかったです。 先日、札幌報恩会に55年間在籍しておられた利用者様が亡くなられました。本当に長い年月ここで生活されていたことに感慨深いものがあり、ふと思い出したことがありました。 思えば私自身、初めて学園を知ったのは小学校2年生で上野幌に引っ越してきた時でした。そう考えると同じような時代をここで過ごしてきたことになります。当時の私はまだ子供で、『学園のお兄さん、お姉さん』と呼んでいました。 運動会は合同だったのか学園の利用者様の競技もたくさんあり、さすがお兄さん足が速い!と驚くこともありました。学芸会を見に行った時には、劇や器楽演奏がとても上手で、その時もお姉さん達はすごいなぁとひたすら感動したものです。現在は、やはり高齢化の波には逆らえず、皆様の動きも段々とゆったりとしてきました。もちろん私自身も衰えは隠せません・・・ そんな中、今年の報恩まつりでは、久しぶりに大勢が集まり、利用者様のキラキラとした、昔と変わらぬ笑顔をたくさん見ることができました(私は初めてのMCにドキドキでしたが・・・)。取り留めのないことをつづりましたが、これからも利用者様と共に変わらぬ笑顔をたくさん作っていきたいと思います☺ (写真は報恩まつりで踊っている所です。笑) 4月1日に就業・生活相談室しんさっぽろから札幌報恩学園に異動してきました。相談室しんさっぽろでは、4年間障がいのある方の就労支援に関わってきました。札幌報恩学園からしんさっぽろに異動した時はまるで転職したかのような気持ちでしたが、今回の異動は久しぶりに実家に戻ってきたような気持ちになりました。利用者様や保護者の方の中には名前を覚えていてくれた方もおり、嬉しくなりました。 異動して半年以上が経ち、4年間毎日のように行っていた新札幌周辺の商業 施設にほとんど行かなくなり、新しく生まれ変わりつつある新札幌を楽しめて いない残念さを感じつつも、法人敷地内にいると多くの利用者の皆様に会えて お話できる楽しさ・嬉しさを感じています。 札幌報恩学園はこの4年間で変わったこと、変わらないこと、それぞれ色々あり、まだまだ忘れてしまっていることや驚くこともあります。そのため分からないことや失敗も多くありますが、周りの職員や利用者の皆様に助けてもらったり、笑わせてもらったりしながら、毎日を過ごすことができています。 先日行われた報恩まつりでは、司会進行役を務めさせていただきました。初めてのことでドキドキしましたが、ステージ真横の特等席でまつりを堪能することができました。突然の雷雨で一時はどうなることかと思いましたが、企画委員の機転の利いた動きとその後回復した天候、パフォーマーの方たちや来園された 皆様のおかげで楽しいおまつりになりました。本当にありがとうございました。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。 グリーンホーム厚別 支援課長 吉川 結花 札幌報恩学園 支援課長 荒井 真季 ― 2 ― 最近思ったこと・・・ お久しぶりです

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