札幌報恩会 理事長 村田 英男 ― 2 ― 明けましておめでとうございます 令和6年のお正月を迎えました 皆々様のご健勝とご多幸を 心からお祈り申し上げます 利用者様、ご家族の皆様、関係機関の皆様には、日頃より法人運営についてご理解と ご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。 昨年11月山下太郎理事長がご逝去され、法人関係者一同深い悲しみに包まれました。山下太郎理事長に於かれましては、法人役員として19年間法人を支え続けてまいりました。地域福祉関連の貢献、役職も歴任し、保育園設立、のぞみ寮増改築、幌西ほうおん設立、創立90周年記念事業、創立100周年記念事業の実施等、創設者の精神を受け継ぎ、常に感謝を忘れず、まごころを込めて、できるだけの支援をする。バイセンテニアル200年に向けて、と信念を持っておられました。多大なる福祉活動に尽力されましたこと、心より哀悼の意を表しますとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。 この度、昨年11月23日付けで札幌報恩会の理事長を務めることとなりました。大変身の引き締まる想いであり、歴史のある札幌報恩会がこれからの時代の要請にこたえながら継続的に、安定的な運営を確保し続けることは大変責任の重いことと認識し、全身 全霊で務めて参ります。新型コロナウイルス感染症、インフルエンザの落ち着きがあまりみられない中、未だに物価高騰、人手不足などの影響で苦境に立たされており、経営の 厳しさが増している状況です。選ばれる法人になるため一つ一つの課題を解消するとともに、付加価値を創出することができるように邁進してまいります。どうぞ今後も更なるご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 令和6年 元旦 ~往時を偲ぶ年頭の想い~ 令和6年を迎えて
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